Sony株は投機的

Sony株を格付け企業が「投機的」まで落とすとか、落とさないとかいうニュースが流れていました。疑問に思ったのはここで言う「投機的」という言葉。Sonyのような企業としては「投機的」に格付けされてしまうと、金融機関からの資金調達が困難になりますから、困ったことになるのは明白。でもSony位の超有名企業、有名ブランドに金融機関が貸し付けを急に渋るようになる、というのも疑問ですが。

一方で、よくわからないのが、株主にとっての「投機的」の意味。株式投資なんて、特に短期の場合は所詮投機です。株価が上がる下がるに一喜一憂して博打を張っているのが、個人だろうと機関投資家だろうと変わらぬ姿。今さら「投機的」とされたからと言って慌てる必要もないでしょう。

一方で、長期の投資家にとっては、「投機的」という格付けを付けられて株価が下がれば購入のチャンス。「投機的」と付けられた前後でSonyの企業業績のトレンドが一変するわけではありません。長期的にはSonyは持ち直す、と考えているのであれば、またとないSony株購入のチャンスになるかも。

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