シャープ株の買い時

前の投稿で「シャープをトヨタが買収してくれないか」なんてことを書きましたが、時は流れて、報道されているように台湾の鴻海がシャープを買収しようとしています。私個人は、シャープに何度かナンピン買いを入れていますが、底値になる前にシャープ株をまとまった数量購入してしまっていたので、なかなかプラスにはなってくれません。

鴻海による買収が長期的に吉と出るか凶と出るかはわかりません。しかし、一つ言えることは、シャープの財政状況は今と比べたら、鴻海からの資金が流入して、短期的には劇的に改善される、ということです。シャープの株価は昨週末は151円でした。無論、シャープ株にリスクはあります。しかし、短期のリスクを取る覚悟であるなら、シャープの株価が150円上がるだけで倍になる、ということです。

シャープの株が150円上がる?と思われるかもしれませんが、ここ数年の危機迎える以前は、千円台、時には2千円台をつけていたこともあるのがシャープ株です。さすがに2千円に戻すとは思いませんが、危機が収まったと思われれば、ある程度の水準までのもどりは早いのではないでしょうか。

人のさがとして、悪いものは過当に悪く評価し、良いものも過大に評価する傾向があります。今、シャープは過当に悪く評価されている気がしますし、少し上昇すると、今度は世間が過大に評価してくれるのではないでしょうか。

個人的には、シャープ株の買い時は今、できれば200円以下で仕込み、300円で半分放出、500円に到達したら完全に手じまい、と考えています。

ま、予想が当たれば、の話ですが。