Jリート(不動産投資信託)の記事

日経新聞のサイトを見ていたら、Jリート(不動産投資信託)の記事が掲載されていました。その仕組みから特徴などが、コンパクトに解説されています。

Jリート(不動産投資信託)は元本保証商品ではなく、市場で取引されていますから値動きがあります。ただ投資先が不動産の賃貸収入であることが基本ですから、他の多くの金融商品に比べて利回りや値動きの上下動が安定している、と言えると思います。

実を言えば実物の不動産、例えば賃貸マンションを経営したとしても運用利益は10%にはまず届きません。もちろん実物の不動産を手に入れるためには売買の手続きから、登記手続き、客付け、クレーム対応、修繕などなど、手間やコストがかかることはいっぱい。

この記事によるとJリートの年利は5~6%になるものも結構あるとか。これだと、実際に不動産を取得して運用するのと、実質的に大きな差はありません。

仮にJリートで税引き後に年利5%で複利運用、つまり同じ期待利回りで運用できたとしたら、単純計算では、14年で投資金額は倍になります。

リスク、手間、期待利回りのバランスを考えると、非常に良い金融商品と言えると思います。